SPECIAL
2021.09.01
先日リニューアルオープンした、グリーンのドアと可愛らしい外観が特徴の”COCOROハピネス”さんに伺った。
代表の国久まき子さんは尼崎出身で、結婚を期に徳島県三好市へ移住し40年以上が経つ。尼崎で暮らした年月よりも倍以上の時間を三好市で暮らした国久さんにとって三好市とはどんな場所だろうか。
「化粧品で女性を元気にしたい!私はいつまでも永遠の38歳だもの〜」と語る国久さんはお肌も気持ちもとても明るい女性だ。
10代で尼崎から三好市へ嫁いだ時、近くの畑から大根を抜くことに感動した。自然の中ですくすくと育つ野菜に心も身体も解放されたような満足感があり、ここでの子育てに希望を感じた。
今回リニューアルしたきっかけは、3人の子供が大学を卒業し長年の夢でもあった”なんでもできる場所”を作るなら今だと決心したからだ。
それは例えばピアノのコンサートだ。3人の子供たちが弾いたピアノを多くの方にも弾いて大切にしてほしいと言う思いで設置した。弾けば弾くほどで良い音が出ると言うピアノはもしかしたら大人のピアノ教室で今後も愛されるかもしれない。
他にも体を元気にする薬膳教室や着物の着付け教室なども予定されている。
都市部と比べると人口が少ない為、教室を開く先生の数も少ないという不安が地方にはある。しかし幼少期にたくさんの経験を持つ人や自分の理想に共感してくれる人に会える事は大きな人生の転機となりやすい。
もし夢があったとしたら違う世界に住んでいる人や視点が違う人にぜひ会ってほしい、その時に自分の気持ちを言葉にすることは難しいかもしれない、でもその経験は将来何かの役に立つはずだ、と国久さんは語った。
興奮したり感動するような経験を子供だけではなく大人にも体験してほしい、そんな小さな挑戦を積み重ねることができるのがここ「COCOROハピネス」だ。
「みんながキラキラできる場所を作ったの。」と笑顔で話す国久さん。
細部までこだわった「COCOROハピネス」は自分の気持ちを表現することに力を入れた。例えばこの部分は緑にしようと決めたとしても自分の頭にある緑を言葉にするのは難しい。
人によって色の見え方は違うし、太陽やLEDなどの照明によって目に映る色は変化する。国久さんが目指したデザインを他人に伝える難しさを今回特に感じたそうだ。
古民家とは違う新鮮で新しいもの、例えばヨーロッパの田舎のようなものを目指したそうだ。
オープン当日の様子は「COCOROハピネス」さんのFacebookにてご覧いただけます。みんなで作るハッピーな場所が完成しました。
COCOROハピネス
〒778-0004 徳島県三好市池田町シンマチ1510−10
Facebook:https://www.facebook.com/cocorohappiness