SPECIALITY
ごうしいも(じゃがいも)、豆腐、こんにゃくを竹串に刺し、みそだれをつけて炭火で焼く田楽(でんがく)です。回しながら焼くようすが「でこ(人形)」に似ているので、この名がつきました。
清流でとれた鮎やアメゴの塩焼きは、渓谷の地ならではの逸品です。
お米の代わりに、そば米を使った雑炊。野菜や鶏肉、山菜などと一緒に煮込むとってもヘルシーな郷土食です。
「祖谷の粉ひき節」にも歌われているように、祖谷では古くから石臼で引いたそば粉を使ってそばを作ってきました。祖谷はそばの栽培に適した土地でしたが、繋ぎとして使う小麦の生産には向いていなかったため、そば粉を多く使った太くて短めの麺が特徴となりました。その素朴な味わいは、食べる人の心を温かく包み込みます。
平らな石を「ひらら」と呼び、この上に味噌で土手をつくり、アメゴや豆腐、野菜などを入れて香ばしく焼きます。石は一度調理すると劣化により使えなくなってしまうことから、現在では鉄板を用いたものが一部の飲食店や宿泊施設にて提供されています。
地元産のこんにゃく芋を使った祖谷こんにゃくは、丸い形が特徴の昔ながらの手作りこんにゃくで、弾力がありしっかりした味わいです。
石豆腐(いわどうふ)は、険しい山道を徒歩で運んでも崩れない工夫として、縄で縛れるくらい硬めに仕上げたのが由来のお豆腐で、濃厚な味わいと食べ応えがあります。
ジビエとは、狩猟で得た野生の鳥獣の食肉を意味するフランス語。ヨーロッパでは貴族の食べ物とされていますが三好市では昔からの伝統食材。野趣あふれる美味しさをどうぞ!
旧暦10月の亥の日に催される収穫祭の供え物や豊作を願う行事などで子供たちに振る舞われた昔ながらのお菓子です。
三好市の寒く厳しい気候と、剣山系の恵みであるおいしい天然水、そして、地元の米が育む「三好の地酒」は、自然の恵みを受けて作られた上質の地酒です。