TOURIST SPOT・EXPERIENCE
所在地:徳島県三好市三野町加茂野宮1796
TEL:0883-77-2486
およそ1200年前(天長年間、西暦824~834年)に弘法大師(空海)が開いた寺で、国の重要文化財に指定されている木彫りの「聖観音立像」がまつられている。像は、藤原時代の一木造りで、ずんぐりした感じの体、短い首、大きな宝髪、型の角張ったところなど、古様が残っている。毎年一回、正月29日の縁日にご開帳があり、その穏やかな顔立ちを拝顔することができる。 また、阿波統治の基礎を固めた小笠原長清の子孫、三好長慶の墓があることでも知られている。
所在地:徳島県三好市西祖谷山村南山155
後醍醐天皇第一皇子一宮尊良親王と相愛の仲となり、祖谷にて出産なさり産後の静養ままならず亡くなられたことから、その後村の安産の神とし尊崇され、多数の参拝者があとをたちません。毎年、9月第二日曜日にお昼十二時頃から古宮祭りを開催しています。(神事、民謡民舞、創作劇、バザー等)
所在地:徳島県三好市西祖谷山村徳善西82
大歩危峡右岸の山中、旧街道沿いの尾根上に位置する。一間社流造銅板葺、柱を長押で固め台輪を載せ組物は二手先。正側面に高欄付切目縁を廻し、脇障子を隅行に建てる。脇障子や木鼻、正側面及び庇の虹梁形頭貫の蟇股等、各所を彫刻で飾った、華やかな社殿。
所在地:徳島県三好市山城町寺野113
TEL:0883-86-1322
海抜400mの大渡峯に位置し、仁賢天皇の御鎮守である。 精神病、ものの気(け)つき・五穀豊穣・海上安全の守り神であり、県内外に多くの信者をもつ。
所在地:徳島県三好市池田町シンヤマ3582
祭神は「品陀和気命(ほんだわけのみこと)」で、例祭は10月13日だが開催を易くするため10月第2日曜日にしている。1月の「百射手(ももて)祭」、4月の春祭り、10月の例祭には神輿の渡御と巡幸、11月の新嘗祭、12月の大祓の祭礼がある。 境内社地には新山道路からの入口のほか、古くからの池南集落から続く古道から入る階段を上ると左右に狛犬、右手奥に手水舎があり、左手に「百度石」そして鳥居があり、続いて石燈籠がある東西に細長い境内となっている。 祭神の「品陀和気命」は、また「誉田別命」とも書かれ、「八幡神」「ヤワタノカミ」「ハチマンシン」は武家の神様で弓矢の神として尊崇されたことからも「百射手祭」が由縁となっている。
所在地:徳島県三好市池田町ウエノ2790
祭神は「速須佐之男神(はやすさのおのかみ)」で、例祭は10月7日だが体育の日の前後の土曜と日曜日に移行して、ダンジリと神輿の渡御と巡幸が行われる。境内には病気平癒を祈願する撫牛が祀られている。7月の夏祭りには2019年まで花火が打ち上げられていた。 祭神の「速須佐之男神」は「建速須佐之男命」あるいは「須佐之男命」や「素戔男尊」「須佐之袁尊」など様々に表記されている。神仏習合では「牛頭天皇」とされている。 社地入口は少々複雑で、道路右側の鳥居の手前右側に手水舎があり、続いて左右に狛犬があって、すぐ右に石の水盤があって鳥居、進むと左右に石燈籠、左手には庚申塔と地神塔があって正面に拝殿となる。
所在地:徳島県三好市池田町ウエノ2907-3
祭神は「建御名方神(たけみなかたのかみ)」で、例祭は10月18日であるが、近年は4月第1日曜日にも行い、10月には神輿の渡御と巡幸が行われ、大晦日に除夜祭を行う。 由緒沿革に、中世13世紀に阿波の守護になった小笠原氏が生国の信濃から諏訪大社の分霊を勧請して大西池田城の守護神として祀ったとされる。 祭神の「建御名方神」は「大国主神」の子で、国譲りの際に「武甕槌神(たけみかづちのかみ)」と力くらべをして敗れ、信濃の諏訪湖に逃げ、その国を出ないと誓って許されたという話が『古事記』にある。 社地に向かうには学園通り側の鳥居と、書院橋からの階段通路と千五百河原側の階段残余分の合点にも鳥居があり、手前右に「百度石」、左に手水鉢があって、境内西側には様々の記念碑が点在・建立されている。
所在地:徳島県三好市池田町ハヤシ1264
祭神は「事代主神(ことしろぬしのかみ)」で、例祭は10月17日である。祭礼はほかに元旦祭、大祓、夏祭り。例祭には神輿の渡御と巡幸があり、新嘗祭、大祓がある。 正式の入口となる階段を上るとすぐ右手に「手水舎」と続いて「百度石」があって鳥居となり、左手に由緒板があり、境内に進むと右に3つの境内社がある。 ふつう「スギオジンジャ」と呼ばれるが、正式には「スギノオジンジャ」と言う。 祭神の「事代主神」は七福神の一神として知られる「恵比寿」さま、夷様のことである。『古事記』では、国譲りを要求する高天原(たかまがはら)からの使者に対し、父の大国主神に代わって国譲りの誓約をした。神のお告げ(託宣)を述べる役割をもつとされる。「八重(やえ)事代主神」とも呼ばれる。
所在地:徳島県三好市池田町マチ2287
祭神は「大国主神(おおくにぬしのかみ)」と「少彦名神(すくなひこなのかみ)」で、例祭は10月17日で前日も併せて神輿(みこし)の渡御と稚児行列が行われる。毎月1日が「月次祭(つきなみさい)」。元旦祭、夏祭り、大晦日には除夜祭が行われる。境内社が5社あり、南側の階段入口鳥居の左に「手水舎」が、右に「百度石」があって、西側境内地に5角形の「地神塔」がある。 祭神のうち「少彦名神」は「少名昆古那神(すくなびこなのかみ)」とも言われる。少彦名神は医薬の神様とされ、神話では体の小さい神様で、大国主神と協力して国づくりを行い、のち常世国(とこよのくに=遥か遠くにある不老不死の国)に帰ったとされる。 医家神社はよく「イゲジンジャ」と言われるが、正しくは「イケ」と濁らず言う。
所在地:徳島県三好市東祖谷大枝45
平国盛が大枝部落に神社を建立。所持していた鉾を納めて、平和を祈念して杉を手植にしたものと伝えられる。 樹齢は800年余りで周囲11m・高さ約35m、枝と樹幹と併立してあたかも鉾を立てたようである。大きさは四国で第2位といわれ、国盛杉とも呼ばれている。(県指定天然記念物)
所在地:徳島県三好市西祖谷山村上吾橋310
五社神社(大宮神社とも言われる)の大杉とも呼ばれ市の天然記念物。樹齢は推定千百年で、樹高45m地上5mの部分で枝が7本に分れている。
所在地:徳島県三好市井川町井内東2752
樹齢300年以上と言われる下久保のエドヒガンザクラは、地上1.2m付近から4本に分かれた幹が、それぞれ上方で多くの枝を分かち、現在では幹周り6.66m、枝張りは東西34.2m、南北24.8m、樹高は19mにも達し、県下有数の1本桜として堂々たる姿を見せている。 現在も樹勢は旺盛で、自然の美しい樹形が気品と風格を漂わせており、平成23年9月には三好市指定天然記念物に指定された。