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2021.11.26
徳島県三好市の「道の駅大歩危」を受付会場として、2021年11月27日(土)「大歩危妖怪ロゲイニング」が開催される。ロゲイニング(rogaining)とは、地図などを使って、設置されたチェックポイントを制限時間内に回り、得られた点数を競う野外スポーツで、近年スポーツイベントの中でも人気急上昇中だ。part 2ではロゲインニングについて紹介する。
ロゲイニングという言葉になじみが無い人も多いと思う。
日本ロゲイニング協会では、ロゲイニングについてホームページで次のように紹介している。
“ロゲイニング(ROGAINING)またはロゲイン(ROGAINE)とは、オーストラリア発祥のナビゲーションスポーツです。コンパスと地図を持ち指定されたコントロールポイント(以下CP)をまわりいかに多く得点を獲得するかを競います。競技は主に山、森林、高原などの自然の中でおこなわれます。”
規模や実施方法は様々で、制限時間が24時間という大規模なものから、ハーフロゲイニング(12時間)やクォーターロゲイニング(6時間)、3時間程度のミニロゲイニング等いろんな形で行われている。
大歩危妖怪ロゲイニングでは、4時間クラスと2時間クラスに分けて行われるということで、気軽に参加できるものだ。
これも日本ロゲイニング協会のホームページから引用すると、
“全参加者が同一コースで楽しめる生涯スポーツ”
“競技・レースというと、がんばって走らなければいけないと思うかもしれませんが、ロゲイニングでは上級競技者から、家族連れのハイキングまで幅広い参加者が同じフィールドで楽しむことができます。”
とある。得点を競い合うという楽しみ方もあれば、同じフィールドでハイキング的に楽しむ人もいるというスポーツで、それぞれ自分の楽しみ方で参加できるものだ。
大歩危妖怪ロゲイニングのホームページでは、ロゲイニングとは?として、次のように説明している。
“ロゲイニング(rogaining)とは、当日に配布される地図とコンパスを使って行うアウトドアスポーツ。各地に設置したチェックポイントには点数(簡単に行くことができるポイントには低めの点数、難しいポイントには高い点数が設定)がつけてあり、制限時間内にできるだけ多くのチェックポイントをまわって獲得した点数の多さを競います。”
失格は、
“ 競技規則に違反、審判・役員の指示に従わなかった場合、事故や怪我などで競技が続けられない場合、GPS機能がついた電子機器をナビゲーション目的で使用した場合、地図に記載した立ち入り禁止区域に入った場合、制限時刻より20分以上過ぎた場合”
となっている。
また、大歩危妖怪ロゲイニングでは、必須装備として、デジタルカメラまたはカメラ機能のある携帯電話・スマートフォンとされているので、チェックポイント通過の記録とするようだ。
4時間クラス競技内容
9時 受付開始(道の駅大歩危)、9時20分 ブリーフィング
10時 ロゲイニングスタート
14時 ロゲイニング制限時間。炊き出し配布
15時 表彰式
15時30分 解散
2時間クラス競技内容
10時10分 受付(道の駅大歩危)
10時20分~11時20分 地図&コンパス使用方法説明会(希望者のみ)
11時20分 ブリーフィング
12時 ロゲイニングスタート
14時 ロゲイニング制限時間。炊き出し
15時 表彰式
15時30分 解散
となっており、終了時間は4時間クラスも2時間クラスも同じだ。
晩秋の大歩危を、個人またはグループで、駆け抜けたりハイキングしたりと、大いに楽しめるイベントだ。いろいろな妖怪にも出会えるかもしれない。
日本ロゲイニング協会
https://www.rogaining.jp/
大歩危妖怪ロゲイニング
https://www.outdoor-sports.info/ooboke-rogaining
(文、写真:白うさぎ)