GASTRONOMY
2022.02.12
3カ年にわたる三好市のプロジェクト、新たな食の魅力創出や着地型旅行商品の開発、食を通した観光誘客を目指す「三好市ガストロノミープロジェクト」。1月19日から20日、本プロジェクトのアンバサダーを務めるタレントの大桃美代子さんが三好市を訪れました。大桃さんの来市は、昨年12月に続き今回で2度目。3月に開催される三好市フェアに向けた最終の試食・検討会に参加されるとともに、三好市観光特使に就任されました。
魅力の再発見、その土地のものを推していきたい
「まちなか」と「大歩危・祖谷いってみる会」、今年度は2つのワーキンググループに分かれて開催されてきた試食・検討会。最終回では、「しいたけと鹿肉のステーキ そば米リゾット添え」、「でこまわし」、「柑橘と和三盆のカステラ」が試作されました。試食会のはじめには、「その土地でないといけないものを推していきたいです。地域の魅力を再発見し、たくさんの人に三好市の食や良いところを知っていただけるよう頑張ります」と、挨拶した大桃さん。自身でも全国を取材し、地方創生に造詣の深い大桃さんがポイントとして挙げたのは、地域と料理のストーリーをどう伝えるか、統一性をどうやって出していくのか、といった2点。地産地消を大切にし、地域全体が一丸となって食に対する意識を高めた湯布院温泉(大分県)を例に挙げ、試食後にはアンバサダー目線でのアドバイスやヒントも送られました。
でこまわしを手に取る大桃美代子さん
三好市の良いところを、少しでもたくさんの人に
翌日は三好市役所にて、観光特使委嘱式が開かれました。本プロジェクトでは、食のアンバサダーとして参画し、SNSなどを通じた情報発信をおこなっている大桃さん。今回、プロジェクトの枠を超えて、三好市の食や観光情報のPRを継続してもらうことが委嘱の背景です。委嘱式では、高井美穂市長より、「世界農業遺産ブランドを活かした食の魅力発信に向け、ぜひともお力添えをいただきたいと思います。大桃さんの全国的に高い知名度、著名な方々との幅広いネットワークを通じて、三好市の取り組みに対するアドバイスやご提案もこれから賜りたいと思います」との言葉とともに、委嘱状と観光特使専用の名刺が交付されました。大桃さんは就任挨拶で、「三好市は自然が素晴らしく、海外の方からも人気が高いことが滞在の中で理解できました。どこに行っても皆さん歓迎してくださり、本当に温かい町という印象を持っています。そんな人柄の良さや、真摯にものづくりと向き合っている皆さんの姿勢もお伝えしたいと思っています。三好市は観光地としてのポテンシャルが高いので、少しでも多くの方に知っていただけるよう、SNSや色々なメディアでの露出を増やしていきます」と抱負を述べました。
高井美穂市長より委嘱状が交付されました
大桃美代子さんから、桃米(古代米)を市長にプレゼント
三好市フェアにも参加、各事業者へのプロモーションをおこなう
その他、今回の滞在では、昨年池田町で開設されたワイナリー「Natan葡萄酒醸造所」や「道の駅 大歩危」(三好市山城町)、「とりの巣カフェ」(三好市山城町)、「太陽がいっぱい」(三好市池田町)などを訪れ、前回同様に地域との交流も楽しんだ大桃さん。今年度の集大成である三好市フェアにも参加が予定されており、観光関連事業者や販売事業者へのPRに尽力されます。来市の様子や活動の模様は、大桃さんのInstagramでも紹介されています。こちらもぜひご覧ください。https://www.instagram.com/miyoko_omomo/
「Natan葡萄酒醸造所」を訪問
道の駅大歩危の「Cafe&ジビエ」のイノシカバーガー
スタッフさんと
「太陽がいっぱい」を訪問
地元農家さんと
原木しいたけを手に取る大桃さん