この電子スタンプラリーは、三好市とジェニオが共同開発した『三好ナビアプリ』を使って、「もっと三好市の魅力を知ってもらうために何かできないか」と三好市観光協会でも考え、アプリ機能の電子スタンプラリーを改良し、三好市の北部～大歩危祖谷まで各地区内で見どころを巡るコースを考案し、2022年から開催されています。

今回、三好市にある池田小学校の児童たちが、地域の活性化に貢献したいという思いから、電子スタンプラリーの新コースを作成してくれました。

児童たちは、始めに地域のことを知るために三好市について調べ、地域の観光資源や観光スポットについて勉強したそうです。自分たちが通う学校がある地域の方々にアンケートをとり、飲食店へインタビューも行いました。そして、取材を通じて地域の声を反映し、電子スタンプラリーのコースを作成することになりました。出来上がった新コースは、子供たちや地域の方が観光客におすすめしたい場所を中心に、まちなか探索も楽しめる内容となっています。

完成後は、保護者のスマートフォンを使用して、子供たちも実際に体験をしました。コースを回る順番や通る道もすべて子供たちで考え、効率や時間を気にすることなく、自分たちの興味や好みに従い歩くことを楽しんでいました。歌いながら歩いたり、意見が別れたときにはじゃんけんをして決めたり、いつもとは違った目線でまちなかを歩き、普段は見逃してしまうようなものにも気づくこともありました。

この新コースは完成まで1年かかったそうです。その過程で、初めて行く場所やお店、初めて通った道もあり、また地域の人々との交流を通じて、新たな出会いやつながりも生まれ、改めて『自分たちが住んでいるまち』について考えるきっかけともなったそうです。

子供たちが考えた“三好の魅力”を発見できる《三好ナビ 電子スタンプラリー》をぜひ楽しんでみてください。

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◆三好ナビ（三好市観光情報アプリ）ダウンロード（無料）