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2021.01.19
三好市西祖谷山村にある『祖谷のかずら橋』は、3年に1度の架け替え工事を行っています。冬場のお客様が少ない時期に毎回行いますが、昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響も受けて、お客様の姿はほとんどありません。
寒さの厳しい中でも(雪が降るときもある)順調に作業が行われています。
昨年の晩秋に採取したシラクチカズラ(別名:サルナシ)。直径2センチ以上、長さが5mから10mくらいのものを使用します。総使用料は約5.5トンから6トン。
山間部に自生するこのシラクチカズラを調達するのも年々困難になってきている為、苗木の育成等に取り組んでいます。
この蔓はしなやかで丈夫、腐りにくいと言われており、蔓細工の材料としても使用されます。
この大釜で蔓を蒸し柔らかくして、巻いたり捩じったりと、扱いやすくします。
沢山のお客様に渡って頂いた祖谷のかずら橋の架け替え工事は、2月末頃には完了予定です。新しくなった橋を渡りに来てくださいね。