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2024.05.09
秘境、祖谷のかずら橋。四国でも観光で訪れたい場所のベスト3に入る名所。
この名所に程近い、昔ながらの宿「祖谷観光旅館」をご家族の祖谷の暮らしや、若い世代の2拠点生活と共に紹介する。
徳島県三好市の中心部から1時間ほど、剣山方面へ向かった先に祖谷はある。
日本三大秘境として有名で、この地域には様々な観光スポットがあり、1日では全てまわることが出来ない。
その中でも必ず訪れるべきスポットは、祖谷のかずら橋だ。
シラクチかずらで作られ、昔の暮らしに思いを馳せることが出来るこの橋は、重要有形民俗文化財にも指定されている。
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祖谷のかずら橋 パート1 日本三大秘境の橋を渡る
日本三大秘境 徳島県三好市『祖谷のかずら橋』三世代の渡り初め|パート1
かずら橋からほど近い所に「祖谷観光旅館」がある。
旅館の目の前にはバス停「かずら橋」があり、阿波池田駅や大歩危駅から奥祖谷行のバスでやってくる方にはとても便利でもある。
そして、ここから道路を下りていくと、かずら橋まではわずか数分。
バス停の少し先にも、かずら橋の入口に降りられる歩道がある。
なお、祖谷観光旅館から徒歩7~8分のかずら橋夢舞台駐車場内のバス停「かずら橋夢舞台」からは、大歩危や祖谷渓行のバスがあり、週末や祝日は神戸までの長距離バスなども発着している 。
祖谷観光旅館は、懐かしい昔ながらの佇まいを見せている。
暖簾をくぐると、宿を営む出口 福子さん、和也さん親子が笑顔で出迎えてくださった。
この旅館の1階は食堂とキッチン。2階、3階が客室やお風呂となっている。
客室は全5室で、純和風の部屋の床の間には掛け軸も飾られている。
建物の中には昭和時代の磨りガラスなども使われており、今では少なくなった昔ながらの温かみを感じられる貴重な旅館だ。
また、出口さんが地元の友人らと漆喰を塗るなど、修理が必要な場所は自分たちでリフォームも行っているそうだ。
お風呂もお祖父さんが大きな岩を設置したものに、孫の和也さんが小さめの岩を追加して家族代々の手で作られた迫力ある岩風呂となっている。
この宿からかずら橋に数分で歩いて行けるのだが、もちろん夜も可能。
夜にはかずら橋がライトアップされるので、昼とはまた違った趣の秘境の橋を眺めることが出来る。
狸の親子がかずら橋を渡っていたなど、昔話にありそうな話を帰って来たお客さんから聞くこともあるそうだ。
パート2では、旅館を経営する出口さん親子を詳しく紹介する。
>>秘境祖谷の温かいおもてなし宿「祖谷観光旅館」パート2
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【詳細情報】
祖谷観光旅館
https://miyoshi-city.jp/spot/祖谷観光旅館
〒778-010 徳島県三好市西祖谷山村善徳161
TEL:0883-87-2125
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(取材・文・写真: ショーン ラムジー)